2012年3月14日水曜日

ニコ生アゴラ「年金は国営ネズ​ミ講か? 社会保障のタブーを​破る」池田信夫×河野太郎×小​黒一正×鈴木亘
を見たので一部をまとめ。
○公明党は、100年安心プランにこだわり厚労省の計算で、4.1%の利回りという無理な話になった。
○積立方式にしたら、ねずみ講のコネズミがいなくなる現役世代の分は、約750兆円の債務になる。
しかし、積立方式の積立金は国債で運用するので、その債務を消化できるだろう。
結局、現行の積立金の拡張になる。
債務は、100年くらいかけて少しずつ償却すればよい。
ドーマー条件をあてはめて
PB/Y=>(r-g)D/Y
(r-g)を1%とすると、D/Yは、750兆円/500兆円で PB/Y は、1.5%で、7.5兆円となる。消費税3%で維持できる。
/* 約750兆円もの国債をうまく消化できるのか、金利がはねあがったらどうなるのかという不安は指摘されていた。 */
○公的年金制度は必要。
保証があったほうが、消費を安心してできる。消費を抑制しない。
長生きのリスクがある。個人では、わからないので、プールすれば、長生きした人と短命で終わった人とで調整ができる。
個人年金にすると、若い人は、掛け金を払わない。
○1+25%の消費税*生涯消費=生涯賃金
生涯消費=8割*生涯賃金
上下の式は同じことをさしている。
○保険方式なら20兆円必要
税金方式なら30兆円必要
というが、保険方式での未納者は、保険外で、生活保護となって税金を使うので、結局、税金方式と同じ財政負担になる。